Category Archives: ビタミン力

普段の食生活を見直す

3度の食事から適量を摂取するのが理想

ビタミンが生活に欠かせないことは、説明のとおりですがここでは、ビタミンと日常の食事との関係をチェックしてみましょう。
成人病に限らず、健康な生活を送るために欠かすことができないのが、バランスのとれた食生活です。
しかし実際には、糖分、タンパク質、脂肪、ビタミン、ミネラルなど、必要とされる栄養素をまんべんなく食事でとり入れることは、思っているようりも困難です。
ビタミンとミネラルは、体の中のさまざまな代謝作用をスムーズにすすめるうえで、なくてはならない必須栄養素です。ビタミンとミネラルが欠乏すると、体力、集中力、気力が損なわれ、適切な対処をしなければ、病気にさえなってしまいます。
すでにふれたように、ごく一部を除いたビタミンとミネラルのすべては、体内でつくることはできません。
それだけに、使われたぶんは、毎日こまめに食事で補給する必要があります。栄養補助食品として、数多くのビタミン剤や健康ドリンクが出まわっていますが、栄養はあくまでも食事からとることが原則です。
毎日、バランスのとれた食事を心がけるとともに、その中で上手にビタミンをとるようにしたいものです。
健康な体を保つためには、自分に不足しているビタミンが何かを知ることと、どんな食品にどのビタミンが多く含まれているかをつねにチェックして、食生活を見直すことがとても大切になります。足りない場合にあらわれる症状についてもこちらでチェックしておくことが必要です。

しかし、ここで注意してほしいことは、食品の多くには添加物が用いられていることです。おそらく、現在の食品から添加物を100パーセントなくすことは、不可能です。
その中でいかに添加物から身を守り、本当に必要なビタミンを摂取するためには、努力が必要です。神経質になることはありませんが、できることなら、当たり前のことですが、加工食品やインスタント食品は避けるようにしましょう。それよりも日本食に見られる、自然の恩恵に浴した食品を選ぶようにすれば、多くのビタミンは自然に摂取することができます。

  • 肉が好きで頻繁に食べている…ビタミンは緑黄色野菜、魚類に多く含まれます
  • インスタント食品…糖質が多く、ビタミンは調理の際にほとんど失われてしまいます
  • 加工食品…調理の段階でほとんど失われます
  • 清涼飲料水…糖質が多くビタミンは、ほとんど含まれません
  • 糖分の過剰摂取…肥満のもとになるだけでなく成人病の原因にも
  • スナック・菓子類の食べ過ぎ…糖質が過剰ですぐに満腹になります
  • アルコールオンリー…肝臓の機能が低下
  • 外食やファーストフードが多い…炭水化物が中心で栄養が偏る
  • 食事の時間が不規則…体に栄養が必要な際に栄養がなく体調を崩しやすい

ビタミンは足りている?不足した場合の症状

それぞれの役割を担うビタミン

生命活動に必要なビタミン類は、大きく2つに分類することができます。そのうちの1 つは、脂肪や油に溶けるビタミン(脂溶性ビタミン) A 、D 、E、K で、
もう1 つは、水に溶けるビタミン(水溶性ビタミン) B群とCです。ビタミンA とEは、体の細胞や組織の保護に必要なものですが、とくにビタミンAは、視力や正常な発育に影響を与えます。ビタミンDは、カルシウムの吸収を助け、ビタミンKは、過度の出血を防ぎ、損傷を受けた血管をふさぐ役割をします。
つまり、これらの脂溶性ビタミン類は、正常な発育をうながし、体を健全な状態に保つとともに、何兆という体の細胞を感染や損傷から守る、という働きをしています。
また、水溶性ビタミンは、おもにエネルギー代謝やアミノ酸代謝など、体の働きにかかわる代謝をうながす役割があります。
しかし、ビタミンはつねに体内で少しずつこわされて排泄されていますから、毎日一定量を食物から補給しなければなりません。ことに、ビタミンは食品によってかなりかたよって含まれています。このため、偏食はビタミン不足となり、欠乏症をおこしがちです。

ビタミンが不足すると体は危険な信号を発信している

もし、体がビタミンを必要としていれば、何らかの形で信号を発しています。体のほうから危険信号を出してくれるわけですが、問題なのは、そのことに気づく人はごく少ないということです。次のチェックリストで、必凛なビタミンが足りているかどうかをチェックしてみましょう。

ビタミン不足

体から発する信号を見逃さないことが大切です。

ビタミンA

  • うす暗いところで日が見えにくい。

ビタミンB1

  • 記憶力、集中力が低下してきた
  • どんなに眠っても眠い
  • 息切れ
  • 食欲不振

ビタミンB1・ナイアシン

  • イライラする

ビタミンB2

  • コレステロール高
  • 肥満

ビタミンB6

  • じんましん、湿疹などのアレルギーがあらわれる

ビタミンB12

  • 胃腸の調子が悪い

ビタミンB1・B6・B12

  • 神経が疲れやすい

ビタミンB12

  • 顔色が悪い
  • 貧血

ナイアシン

  • 雄舌の炎症
  • 頭痛

ビタミンC

  • あざができやすい
  • 肌荒れ
  • 風邪をひきやすい

ビタミンD

  • 便秘
  • 虫歯になりやすい

ビタミンD・K

  • 骨折しやすい

ビタミンE

  • 白髪が増える

ビタミンK

  • 出血が止まりにくい

ビオチン

  • 皮膚炎が置きやすい
  • 頻繁によく憂うつ感におそわれる

ナイアシン・ビオチン

  • よく眠れない

ビタミン力について

生命活動において欠かせない必須栄養素

ビタミンは、人の体が正常に働くために、欠かすことの出来ない必須栄養素です。しかし、その大半は体内で生産・合成することができません。
ビタミンのすべては、自然の食品の中に含まれています。
通常、体の成長、活力、健康には、炭水化物、タンパク質、脂肪、ミネラル、そしてビタミンの5つの栄養素が必要とされていますが、ミネラルやビタミンのような微量栄養素は、それ自体ではエネルギーを供給することができません。

1種類でも不足すると体調を壊す

しかし、ごく微量であっても、たった1 種類のビタミンが欠けると、体は危険に陥る可能性があるのです。
体はよく自動車にたとえられますが、ほかの栄養素が自動車を動かすガソリンとすれば、食品にわずかに含まれるビタミンは、エンジンを動かすためのスパークプラグにたとえられます。つまり、ビタミンこそが私たちの体の代謝を活発にさせ、調子をととのえるために欠くことのできないものなのです。
また、このことはミネラルにもいえます。ビタミンは、ミネラルの助けなしでは体内に吸収されることも、機能を果たすこともできないからです。
この2つが相互に関連し、相補的に働くことで、それぞれの役割が果たせることになるのです。ただし、ビタミンと同じように、ミネラルにも体に必要な量というものがあります。したがって、単にビタミンと同じようにミネラルをとればいいというものではありません。
同じミネラルでも、なかには水銀や鉛などのように体に有害なミネラルもあります。食生活における栄養状態を知るためには、どのようなミネラルがどの程度必要であるかを知っておくことが大切です。
そうすれば、日常食生活の中で、自分の健康に合ったミネラルの摂取が容易になるでしょう。

欠乏しやすいビタミン

ビタミンA

  • 車強い体をつくる
  • 皮膚や粘膜を正常に保つ
  • 書病原菌を防ぐ
  • 薄明祝を可能にする
  • 不妊症治療
  • 花粉症対策

ビタミンB2

  • 肥満防止
  • 動脈硬化の防止
  • 成長促進

ビタミンB1

  • ストレス解消
  • 疲労回復
  • エネルギー維持
  • アルコール肝を防ぐ
  • 口内炎の治療

ビタミンC

  • 抗酸化作用
  • 風邪を防ぐ
  • タバコの害を軽減
  • 便秘解消
  • 胃潰瘍の治療

ビタミンD

  • 骨を強くする

欠乏しないビタミン

ビタミンB6

  • つわりの防止
  • 不眠の防止
  • アレルギーの免疫強化

パントテン酸

  • 健康的な髪をつくる

    ビタミンH

    • 憂うつ感をやわらげる

    イノシトール

    • 脂肪肝を防ぐ
    • 胃腸の運動を正常にする

    リポ酸

    • 薬物や蛇毒などの解毒作用がある

    まれに欠乏するビタミン

    ビタミンB12

    • タバコの害を防ぐ
    • 貧血の改善
    • ぼけ防止

    ビタミンE

    • 抗酸化作用
    • 動脈硬化防止

    葉酸

    • 貧血予防

    ビタミンK

    • 抗生物質の副作用の軽減
    • 血止め

    ナイアシン

    • 糖質と脂肪をエネルギーに代える