胎児の成長に欠かせない重要な ビタミンD についてです。おなかの中の胎児は、母親から栄養をもらって成長していきます。ですから、血液をつくるために欠かせない鉄分は、母体のぶんと胎児のぶんをお母さんが摂取しなければなりません。
健康で元気いっぱいの赤ちゃんを産みたい(ビタミンC・D) 胎児の成長に欠かせない重要な ビタミンD
体の中にはたくさんの血液が巡っています。血液は、酸素や体に必要な栄養を運び、各臓器が正常に働くために不可欠です。
血液のもとになる鉄分は、体に吸収されにくいので、吸収しやすくするためにビタミンC が必要となります。
おなかの中の胎児は、母親から栄養をもらって成長していきます。ですから、血液をつくるために欠かせない鉄分は、母体のぶんと胎児のぶんをお母さんが摂取しなければなりません。ところが、せっかくとった鉄分が体内に吸収されなくては、胎児が健康に成長できなくなってしまうとともに、母体の健康も害されてしまいます。そのために、鉄分をとったときには必ず、 ビタミンC も摂取する必要があるのです。
果物・野菜ジュースなど
ビタミンC が、果物や野菜に含まれていることは、一般的に知られています。ビタミンC をたっぶり含んだオレンジや、そのほかの果物、野菜をミキサーにかけて、ジュースをつくるのもよいでしょう。これなら、毎日気軽にある程度のビタミンC を確保することができます。
適度な日光浴で ビタミンD を活性化
カルシウムを形成するのに必要な ビタミンD も、妊娠中には欠かせません。 ビタミンD は、カルシウムとリンを吸収・沈澱させて、骨や歯を形成させます。
骨の中は、カルシウムとリンが詰まっています。 ビタミンD が不足し続けると、骨の内部の蓄えがなくなってしまいます。食品から ビタミンD を摂取することはもちろんですが、体内でも合成することができます。
太陽光線の紫外線に当たることで、体の中で ビタミンD の生成が活発になるのです。ですから、妊娠中は、日光浴を毎日の習慣としてとり入れるとよいでしょう。