耳鳴り めまい 難聴 の改善には ビタミンB12

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耳鳴り・めまい・難聴の症状がある人に意識してとってほしい栄養素は、ビタミンB群。なかでも、 ビタミンB12 は特に症状改善に欠かせない大事な栄養素でもあります。

ビタミンB12 耳鳴り めまい 難聴

ビタミンB12 耳鳴り めまい 難聴

ビタミンB12 の働き

ビタミンB12 は、赤血球の形成と再生を促す作用があり、神経細胞の合成・修復に働きます。中枢神経や末梢神経の機能を調整する役割もあります。

また、ビタミンB12 は補酵素(酵素をサポートする成分)として、アミノ酸代謝、核酸代謝、葉酸の代謝に関わっています。

さらに正常な赤血球の産生、脳神経および血液細胞など、多数の体内組織の機能や発達を正常に維持するために必要な栄養素です。赤血球と同色で、赤血球の形成を助ける栄養素として栄養機能食表示ができるビタミンです。

耳鳴り・めまい・難聴への効果と医療機関でも使用されている

内耳の血流を増やし、興奮する神経を鎮静化。耳鳴り・めまい・難聴の症状改善に効果を発揮します。

医療機関でも実際に、シアノコバラミンやメコバラミンといった一般名で、内服薬として処方されたり、筋肉注射に使われたり、鼓室内注入療法などの薬液に混合されたりといった形で、治療に用いられているのです。

ビタミンB12は、体内で必要量しか吸収されず、過剰摂取による健康障害の心配もありません。ぜひ、豊富に含まれる食材を積極的に活用し、症状の改善に努めてください。

また、植物性食品にはほとんど含まれておらず、厳格な菜食主義者の場合不足することがあるので注意が必要です。

ビタミンB12 は小腸で吸収される際に胃壁から分泌される「内因子」という物質を必要とするため、胃を切除された方、慢性的に胃炎がある方はこの内因子が不足することによって吸収されにくくなります。胃腸の調子があまりよくないなどの症状に悩まされている方も注意が必要です。

また加齢により、萎縮性胃炎などで胃酸分泌量が低下していることが多く、食品中に含まれる ビタミンB12 の吸収率が減少します。
光や空気によって酸化しやすい性質があるので、食品を保存する際は密閉するのが大事なポイントです。

水溶性のビタミンですので、スープなど丸ごと食べられる調理法や汁ごと使える缶詰などの利用もおすすめです。
動物性の食品や魚介類が苦手な方は不足するケースもあるので注意が必要です。

ビタミンB12がたっぷり摂れる食材

魚類
魚介類
肉類
  • 牛レバー
  • 豚レバー
  • 鶏レバー
卵と乳製品
  • 鶏卵
  • うずら卵
  • チーズ
海苔

不眠症にはビタミンB12が有効、アサリの味噌汁と納豆の朝食でOK!

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