血液凝固に関連するビタミンK

血液を固める成分

人間の体は、出血すると体の反応で血液を固まらせるように働きます。たとえば、指先を紙などで切ってしまった際に知らないうちに血が固まって止まっていたということがあります。ビタミンKは、このような血液の凝固に、欠かせない働きを持っています。ビタミンKが不足すると、血液の凝固が行われなくなってしまいます。
ビタミンKは、植物性食品に多く含まれるために、不足することはあまりなく、欠乏症は比較的あらわれにくいといわれています。

抗生物質はビタミンK不足を招く

人間が病気になるということは、いろいろな細菌が体内に入りこんでしまっている状態です。それらを退治するために、抗生物質を投与するわけですが、なかには強い抗生物質もあり、体質に合わないことがあります。そのような場合は、抗生物質の作用によって腸内細菌の状態が悪くなっているのです。
ビタミンK は、腸内菌の働きによって自然に合成され、生産することができるので、欠乏することは少ないのです。けれども、抗生物質のサルファ剤などは、腸内細菌を殺して、腸内菌によって行われるビタミンKの合成を止めてしまいます。
抗生物質によってビタミンKが合成されなくなってしまうと、異常出血が発生してしまいます。
たとえば、血尿、血便、吐血、歯ぐきからの出出血などです。抗生物質によっておきてしまった異常出血は、ビタミンKを補うことで体外への出血を防ぎます。

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