花粉症 には ビタミンC をたっぷり摂りましょう。年々 花粉症 の症状がひどくなる人、そしてこれまで 花粉症 ではなかった人が突然、花粉症 になるケース。さまざまです。

昭和58年より東京都では花粉症実態調査を開始しましたが、その後は平成8年より10年おきに実施されておりました。いずれも花粉症患者は増加傾向です。東京都民におけるスギ花粉症有病率は、48.8%と推定されました。およそ半数の人がスギ花粉に対してアレルギーを持っているということです。

花粉症 には ビタミンC ツライ鼻水の症状、目のかゆみなどに

花粉症 には ビタミンC

花粉症 には ビタミンC

春先の杉の 花粉 が飛ぶころになると、くしゃみや鼻水が止まらないといった花粉症に悩む人が急増しています。

これもアレルギーの一種で、完全に効く薬は残念ながらまだありません。
症状をやわらげるために、日ごろから食生活に気をつけて、体力づくりをする必要があります。

花粉症 の症状を和らげる 抗ヒスタミン薬 には副作用があり

  • 眠気
  • 胃腸障害
  • 口の渇き
  • めまい
  • 頭痛

などがあり、車を運転する人、危険な作業をする人は注意しなければいけません。 抗コリン作用が強いため、緑内障、前立腺肥大、喘息の方は基本的に使用できません。

普段の食事で少しでも花粉症の症状を和らげたいのであれば、ビタミン摂取です。ビタミンの中で有効なのが、 ビタミンAビタミンB群 ビタミンC です。

まず、 ビタミンA です。人間の体をおおっている皮膚を生体膜といいます。 ビタミンA  は、生体膜をつくっている上皮組織に働いて、その機能を正常に保つようにさせます。

そのため、上皮組織によって支えられている生体膜が丈夫になれば、粘膜の損傷や変形を防ぐことができて、細菌感染といった外界の刺激から、体を守ってくれます。次に、 ビタミンB群 は、エネルギー代謝を促進して、活動力を与えてくれます。

食べたものの糖質を燃焼させて、エネルギーをつくり出す作用のある ビタミンB群 が不足すると、全身に倦怠感があらわれ、抵抗力も衰えてしまいます。
また、 ビタミンB群 の中でも ビタミンB2 は、体のさまざまな組織の修復を行います。
ですから、不足すると体の各機能がもろくなってしまいます。

そのために、外界からの刺激に弱くなって、病原体に感染しやすくなるのです。
そして、 ビタミンC は、ウイルスから体を守る作用を持っているので、つねに摂取しておきたい栄養素です。これらをまんべんなくとって、花粉が入りこんでも負けない体をつくるように心がけることが大切です。
花粉が飛ぶ時期より少し前になったら、ビタミンCを積極的に摂るようにするとさらに効果的です。

最近は、便秘を解消し、腸内環境を整え免疫力を高めると 花粉症 の症状に効くという話もよく耳にします。便秘体質であれば、 トクホのイサゴール などの食物繊維がおすすめです。スティックタイプで水に溶かして飲むタイプなので食前に摂れば翌朝、快便です。