食事のポイント

外食の回数が多いときのビタミン 補給法

忙しい現代人の 外食の回数が多いときのビタミン 補給法について紹介しています。

栄養が偏ってしまう外食

ビタミンに限らず、その他の栄養素で問題なのは外食が多い人です。いわゆる手作りの「愛妻弁当」 を持参する人は、ごく少数派になってしまいましたが、ことビタミンの摂取という観点でいえば、愛妻弁当にまさるものはないのです。

外食の回数が多いときのビタミン

外食の回数が多いときのビタミン

普通のサラリーマンの食事を考えてみましょう。立ち食い蕎麦、カレーライス、ラーメン、あるいはどんぶりものといったメニューのくり返しでは、問題があります。

食事の内容ではなく、そのつくり方にあります。それというのも、本来ならビタミンが豊富な食品であっても、保存や調理の仕方によっては、ほとんどのビタミンが失われていることがあります。

あらかじめ大量につくつておいて、客を待たせないという点では、商売としての意味は果たすのですが、素材の新鮮さはほとんどありません。

外食の回数が多いときのビタミン 炭水化物がメインになってしまう

外食での問題はもう1つあります。外食は炭水化物の主食中心の食事になりがちですが、炭水化物の代謝には ビタミンB1 が必要です。

その ビタミンB1 は、外食ではほとんど摂取できないのです。

ビタミンB1 は水に溶けやすいために、調理によって失われる割合が高く、通常の調理法では、その損失量が 80% ともいわれています。あらかじめ大量につくっておかなければならない食品の場合は、その損失は、それをはるかに超えることになります。

ビタミンをしっかり摂取したいのであれば

たとえば、そばやうどんを食べるときは、ネギをたっぶりのせるようにします。もちろん、具だくさんのものを選ぶようにしたいものですが、あっさりしたものでもネギを多量にとれば、 ビタミンB1 が補給できます。

また外食でいえば、中華料理は、ビタミンが豊富です。ニラレバーいためのほか、酢豚や八宝菜などもビタミンが豊富な料理です。外食といえば、どうしても多い食品にスパゲティーやカレーライスがありますが、両者ともビタミンという点ではおすすめできません。

出来ればこれに野菜サラダを追加するといいでしょう。これだけで、ビタミンの摂取量は増加します。
また、どんぶりものや寿司はどこでも人気の食品ですが、いずれも単品のみの場合では  ビタミンC 不足です。せめてデザートとして果物を食べると改善されます。
外食で理想的なものは、やはり「定食」です。通常、定食と呼ばれるものは何種類かの組み合わせで、それなりにビタミンのバランスがとれています。ただし、カロリーという点では多少とも過剰気味です。ごはんやパンは控えめにしたほうがよいでしょう。

外食が多い場合はビタミンC不足

ビタミンCをしっかり食事で摂りたい

ビタミンCをしっかり食事で摂りたい 時にはどんな食材をどのように摂るのがいいのでしょうか?

ビタミンCをしっかり食事で摂りたい

ビタミンCをしっかり食事で摂りたい

ビタミンCをしっかり食事で摂りたい 緑黄色野菜を意識してたっぷりと撮る

ビタミンC は、野菜からとるのが効率的でおすすめです。野菜といえば、すぐにサラダの生野菜をイメージしますが、サラダで使う野菜はほとんどが淡色野菜です。

同じサラダを食べるにしても、 緑黄色野菜 を組み合わせるようにするのがポイントです。
また、果物には多くの ビタミンC も含まれているのですが、注意したいのは、果糖に含まれる糖質です。

イモ類も ビタミンC が豊富です。イモ類の ビタミンC は、煮ても焼いてもしっかり残るためビタミンCを摂取したいときには特におすすめです。
芋類は、カリウムも豊富です。

ビタミンC といったらやっぱり レモン

ビタミンC の代表的な存在のレモンは、 ビタミンC はもちろんのこと、クエン酸やカルシウムなどを含んでいます。

レモン は、ビタミンC を100 g 中に約90 mg も含んでいます。レモン1個で1日に必要なビタミンCを補うことができてしまいます。

スポーツをするときには、スポーツドリンクをよく飲みますが、レモン1個をかじっていればそれだけで筋肉疲労を防ぐことになります。酸っぱくて食べにくい場合は、しぼったレモン汁にハチミツを加えて飲むと飲みやすいでしょう。

ビタミンC を豊富に含む食品一覧

  • グアバ生果
  • グレープフルーツ飲料
  • パセリ
  • ブロッコリー
  • 芽キャベツ生
  • レモン
  • キウイフルーツ
  • イチゴ
  • 小松菜

ビタミンCを多く含む食品 | ビタミン Q & A

ビタミンB1 をしっかり食事で摂りたい 胚芽米 が優秀

ビタミンB1 をしっかり食事で摂りたい ときの食事での大事なポイント。できるだけたっぷり摂るためにに大事なポイント。 胚芽米 が特におすすめ!

ビタミンB1をしっかり食事で摂りたい 焼き海苔

ビタミンB1をしっかり食事で摂りたい 焼き海苔

ビタミンB1 をしっかり食事で摂りたい 植物性たんぱく質の「大豆」に豊富に含まれる

ビタミンB1 は、ごはんやパンとなどの主食といっしょに摂取します。同じごはんを食べるなら、白米に比べて B1 が2~3倍も含まれる胚芽米がおすすめです。

動物性では、ことに豚肉に B1 が豊富に含まれています。体がだるく疲れを感じるときは、豚肉を使った献立がおすすめです。

また、ヌカみそ漬けも効果的です。ほかに、畑の肉といわれる 大豆 には、植物性のタンパク質ともに、 ビタミンB1 も多く含まれています。

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ビタミンB1 を多く含むのは

胚芽米は、玄米の外皮の一部をとり除いて胚芽を残したものです。玄米のように栄養価が高く、白米のように消化吸収がよいという両方のメリットを併せ持っています。
また、胚芽米の栄養価は ビタミンB1 と  ビタミンE を多く含んでいて、白米に比べると、 ビタミンB1 は約2~3倍、 ビタミンE は、約10 倍も含まれています。胚芽米をとぐときに胚芽がとれてしまうと、栄養価が大幅に減ってしまいますので、とれないようにやさしく洗うようにするのも栄養価を失わない大切なポイントです。

胚芽米はこちら

ビタミンB1を豊富に含む食品一覧

  • ひまわりの種乾
  • 脱脂大豆脱皮
  • アマノ干し海苔
  • アマノ焼き海苔
  • ごま乾
  • 落花生乾
  • 焼き豚
  • 利尻昆布