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ビタミンEをしっかり食事で摂りたい

ビタミンE をしっかり食事で摂りたい という方のための情報です。サプリで手っ取り早く摂取する方法もありますが、特別な場合を除いて食事で摂るのが最適です。

ビタミンEをしっかり食事で摂りたい

ビタミンEをしっかり食事で摂りたい

植物油に多く含まれる

ビタミンEを多く含み、その効力が高いのは植物油です。その中でも、

  • ヒマワリ油
  • 綿実油
  • サフラワー油
  • トウモロコシ油

などです。

ビタミンE は、 抗酸化ビタミン として ビタミンC などと並ぶ ビタミン です。
魚類では

  • アンコウの肝
  • タラコ
  • スジコ
  • 生ウニ
  • ウナギ
  • ホタルイカ

などのほかに、青魚に ビタミンE が多く含まれています。
緑黄色野菜では

  • 西洋カボチャ
  • ダイコン葉
  • ホウレン草
  • カラシ莱
  • ニラ
  • ブロッコリー

などがおすすめです。
ビタミンEを摂取するならそのほかにも、

  • アーモンド
  • ナッツ類
  • マーガリン

などにも豊富に含まれています。

ビタミンE をしっかり食事で摂りたい ときのビタミンE を豊富に含む食品一覧

  • 煎茶
  • 綿実油
  • アーモンド
  • 小麦胚芽
  • 抹茶
  • サンフラワー油
  • ひまわり種
  • トウモロコシ油
  • 菜種油

現代人は油を動物性のもので摂りすぎている!

脂質の摂取量は、昭和の時代基準値を大幅超えて達しており、脂質は十分足りているという認識で長期間経過しました。

しかし詳細に内容を見ると、脂質摂取量の中には27.4 g(53%) が動物性脂質であることがわかり、これが高コレステロール症や動脈硬化などの成人病の原因となっている重大な問題点としてクローズアップされています。

当然、成育期には動物性脂質も十分な量が必要ですが、成長期以降は植物性油類を多く摂取することが成人病予防になり長寿につながります。とくに不飽和脂肪酸(リノール酸など)を多く含んだ植物油類を欠かさないことが大切です。

脂質のうちの60パーセント程度は、植物性油脂を食べるようにします。
油を味方にするを読むとダイエット中でも植物性の油が必須であることがわかります。
最近は、特に 質の高い オリーブ油 に注目が集まっています。いわゆるエキストラバージンオリーブオイルです。

日本で売られているオリーブオイルは、2種類、 エキストラバージン と ピュ ア の2種類です。エキストラバージンオリーブオイル は、新鮮なオリーブ果実を使用しています。

植物性食用油の取り扱いの注意点

植物油が体にいいからといって酸化した油を食べていたのでは逆効果です。不飽和脂肪酸の含有量の多い サフラワー油 、 米油 、 小麦胚芽油 などは、体によい油ですが、空気にふれたり、加熱したり、光にあたると過酸化しやすく、変化しやすい性質がありますから、むしろ扱い方(保存の方法、調理法など)には注意すべきです。

  • 封を切ったら早く使い切ってしまうこと。
  • 貯蔵中は空気にふれないように密栓しておくこと。
  • 光に当てないこと(日光、電灯)。
  • 加熱した油の残りは、使わないこと(都度捨てる)

ビタミンは摂取方法を工夫する

ビタミンは摂取方法を工夫する ことで効率よくビタミンを摂取できるようになります。目安として、ビタミンをむだなく、効率的にまた、簡単にとる方法についてです。ビタミンごとに性質をしっかり把握します。

ビタミンは摂取方法を工夫する

ビタミンは摂取方法を工夫する

ビタミンは摂取方法を工夫する ビタミンの性質を理解する

せっかく ビタミン を豊富に含んだ食品があるとしても、調理や食べ方で台無しにしてしまうことがあります。

結果として、 ビタミン不足 になってしまいます。ここで1つの目安として、 ビタミン をむだなく、効率的にまた、簡単にとる方法についてを紹介します。

ビタミンA

ビタミンA は、レチノールとカロチンに分かれますが、食べればそのまま吸収されるレチノールに比べ、カロチンは油に溶けた状態でないと、吸収されません。
そこで、カロチンが大量に含まれているホウレン草やニンジンの場合、油といっしょにいためたほうが大量に摂取できます。

この場合、油に溶けた状態といっても、必ずしもいためたり揚げたりする必要はありません。胃の中でカロチンと油がいっしょになればよいわけですから、ほかの油を使った食品といっしょに食べても、同等の効果があります。

ビタミンB群

ビタミンB群 は、水溶性のビタミンです。したがって、水に溶けやすく、熟に弱いという性質があります。たとえば、米類でビタミンB群をとろうとする場合、なるべく洗わないようにすることです。

できればほこりを洗い流す程度にし、あまりとぎ洗いはしないことです。また、特にB1がそうですが、損失を避けるには水洗いを手早くし、過熱時間もなるべく短くすることです。

ビタミンC

ビタミンC も、ビタミンB群によく似たところがあります。損失を避けるには冷水で手早く洗い、過熱時間も短くするのが原則です。ゆでたり、煮たりすると水溶性ですから洗い流されてしまいます。

野菜は煮るよりもいためたほうが、ビタミンの損失率が少なくなります。また、Cは煮汁やいため汁に溶け出しますから、ぞうすいスープやシチュー、あるいは雑炊にして、いっしょにとるのが余すことなく摂取できます。

そのほか、緑の濃い旬の野菜を新鮮なうちにとること、Cを含んだ料理を温め直すのをなるべく避けて食べることもポイントです。さらにCの場合、アルカリ性に弱いという性格を持っていますが、酸があるとこわれにくくなりますから、野菜ならトマトなどと柑橘類といっしょに調理するのもおすすめです。

ビタミンD

ビタミンDは、水にも溶けませんし、熟にも強いものです。これといって調理法に特別な注意はありませんが、食品選びにちょっとした注意が必要でひものす。

たとえば、干しシイタケや魚の干物など、最近は電気で乾燥させることが多く、これではあまり効果は期待できません。こうした食品は天日乾燥が原則です。太陽の紫外線を浴びていない機械乾燥では、 ビタミンD ができようがないからです。
乾燥しいたけなどは、生を購入して天日で干したほうがビタミンDがたくさん摂取できます。

ビタミンE

ビタミンEは、 B1 と組み合わせてとると効果的です。また、 ビタミンE は植物性の油からとることが望ましいとされていますが、あくまでもその油は良質であり、開栓後それほど日数がたっていないことが基本です。サラダドレッシングなどのように、生でとることをおすすめします。

髪を美しく健康に保つビタミン

髪を美しく健康に保つビタミン はどのようなビタミンを摂ればいいのでしょうか?髪の毛を美しく維持するためのビタミンを紹介します。

髪を美しく健康に保つビタミン

髪を美しく健康に保つビタミン 健康のバロメーターとなる髪

美しい髪は、女性にとっては永遠の願いであって、男性にとってもあこがれの的。男女ともに自分が考える以上に髪の毛への関心は高いものです。

私たちの体と健康は、食べたものからの栄養で維持されています。健康状態があまり良くないときには髪がパサパサしていてまとまりにくいし、健康なときにはツヤツヤの美しい髪です。このことから、健康と髪のツヤには密接な関係があることがわかると思います。

髪のツヤを美しく保ちたいと思うなら、シャンプーやトリートメントに気をつかうことも大事ですが、それより、まずは体の中から健康になるように考えることが大切です。

それには、やはり毎日の食事が関係してきます。健康を維持するための食事の中でも、特に、健康な髪に必要な栄養を摂りたいものです。

髪はイオウを含んだタンパク質で成りたっているので、まずは、これをじゅうぶんに摂ることです。ほかには、体や髪の新陳代謝を促す ビタミンB群 、甲状腺の働きを高め髪の発育を活発にする ヨード 、血行を良くして老化を防ぐ リノール酸 や、それに含まれる ビタミンE もたくさん摂るようにしましょう。

また、髪にツヤを与えてくれる カルシウム や、ツヤもコシも与えてくれる コンドロイチン も摂ると良いでしょう。

もうひとつ重要なことがあって、それは腎臓の働きを高めることです。これは、髪の栄養には欠かせません。なぜかというと、腎臓には血液を浄化する機能があるからです。血液は栄養を運んでいるので、常にきれいな血液でなければ栄養が髪まで届かないのです。ですから、過剰な負担が腎臓にかからないよう気をつけていましょう。

健康な髪をつくる栄養素

健康な髪に必要な栄養素が含まれる身近な食べものを、いくつかあげます。まず、髪の主成分である イオウ を含む タンパク質 を摂るには、 鶏がらスープ が良いです。 鶏がらスープ には、疲れをやわらげる作用があります。疲れがたまっている時や精神的なストレスを抱えている時、髪がパサついている時に効果的です。 スープ には、緑黄色野菜、海藻類、タンパク質など髪に良い食材を煮込んで食べましょう。

疲労があると体が正常に働かなくなるし、髪にも良くありません。疲労回復のためには、 黒ごま がおすすめです。 ごま は、老化防止にもはたらきます。ごまには良質のタンパク質が含まれ、ほかにも ビタミンE を含む リノール酸 、 カルシウム 、ビタミンB1ビタミンB2、 鉄 、 リン なども豊富に含まれています。
ビタミンEは血行を良くして髪に栄養を送り、ビタミンB群は新陳代謝を助けます。

海藻類 を食べると髪がフサフサになる、という話しを聞いたことがあるでしょうか。 海藻類 には ヨード が豊富なのですが、これは甲状腺から分泌されるホルモンの主成分で、髪の発育を盛んにします。この ヨード を多く含んでいるのが 昆布 というわけです。

昆布のヨウ素が基礎代謝を高め成長を促す

また、玄米 も髪のために良い食品です。玄米 には セレニウム という ミネラル が含まれていますが、 セレニウム は髪の成分でもあり、メラニン色素をつくるのに不可欠な栄養素です。黒々とした美しい髪を保ちたいなら、玄米を食べると良いでしょう。

食べる米ヌカの粉末食品、健康フーズ株式会社の「ぬか玄粉末」

食事で円形脱毛症が防げる

円形脱毛症を知っているでしょうか。これは文字どおり、髪の一部分だけが丸くはげてしまう状態をいいます。

まず1円玉くらいのはげができ、それが2つや3つになってくっついて面積が広がり、こぶしくらいになることがあります。

円形脱毛症の原因は、 ストレス です。 ストレス が交感神経を緊張させ、頭皮の毛細血管が収縮して毛根に栄養が送られなくなり、髪が抜けやすくなるのです。

逆に、抜けた後の毛細血管の循環が良くなれば、髪がまた生えてくるということになります。

治すには、ストレスを解消することが大切だし、円形脱毛症になったことを気にして二次的なストレスを起こさないことも大切です。また、予防するには食事が関係してきます。

血行を良くするには緑黄色野菜を

まずは、毛細血管の血行を良くするために、 ビタミンA やビタミンP、 ビタミンE 、EPA(エイコサペンタエン酸)を含む食品を積極的に摂りましょう。

ビタミンAを多く含む食品には、にんじんやかぼちゃ、ほうれん草、小松菜、春菊といった青菜などがあります。

ビタミンPというのはあまり馴染みがないかもしれませんが、ビタミンPはビタミン様物質で、みかんやキンカンなど柑橘類の皮の油成部分やスジに含まれていて、毛細血管を強くしたり、末梢血管の血行を良くする効果があるのです。

発毛を促進するには、EPA(エイコサペンタエン酸)をたくさん摂ると良いです。

アジ、イワシ、サバ、サンマなど背の青い魚には EPA が豊富に含まれています。新鮮なものを刺身や焼き魚で食べるのがおすすめです。

EPA (エイコサペンタエン酸)や DHA (ドコサヘキサエン酸)という魚の油の脂肪酸ですが、これらをしのぐ新型の脂肪酸が発見され注目を集めています。それは、 DPA (ドコサペンタエン酸)と呼ばれる魚油の一種です。

DPA が豊富な ハピネス の マンボウ肝油