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ビタミンA ビタミンB ビタミンC がバランスよく摂取できる食事

ビタミンA ビタミンB ビタミンC がバランスよく摂取できる食事 をしたいときにどういった食材を選べばいいのでしょうか?梅干し には、ミネラル類や ビタミンA ビタミンB1 ビタミンB2 ビタミンC なども豊富に含まれています。疲れにくい体質をつくるためにも、1日1個は食べたいものです。

ビタミンA ビタミンB ビタミンC がバランスよく摂取できる食事 大事なビタミンをまとめて

ビタミンA ビタミンB ビタミンCがバランスよく摂取できる食事

ビタミンA ビタミンB ビタミンC がバランスよく摂取できる食事

これまで紹介してきたとおり、 ビタミン にはそれぞれの特徴がありますが、食事で出来ればまとめて効率よく摂取できれば…と考えます。

成人病や肥満の予防をはじめ、ストレスの解消から老化の予防まで、心身の健康のすべてにかかわっているのが、 ビタミン です。

ビタミン やミネラル は、タンパク質、脂肪、糖質という3大栄養素に比べ、1日に必要な量はごくわずかですが、それにもかかわらずピタミン不足が深刻だといわれる所以はなんでしょうか。

いちばん問題なのは、現代人の食生活のバランスがくずれてしまったことです。
現代人は特に、いま一度、自分の食生活を見直さなければならないところにきています。
それぞれのビタミンを含む食品を中心にして、いくつかの調理法も紹介します。
これらはあくまでもほんの一例にすぎません。これらを参考に、それぞれのご家庭に合った料理を考えてみるのも、料理への興味が増し、さらにしっかり必要なビタミンを摂取できるでしょう。

ビタミンをてっとり早く、しかも簡単にとるには 野菜 がいちばんです。成人の場合、1日に 野菜 300g、 イモ類 80 g、 果物 200 gをとるといいでしょう。
野菜の300gのうち100gは緑黄色野菜で、というのが今日の常識です。
緑黄色野菜には、カロチンのほかビタミンCやE も含まれます。

ビタミンA ビタミンB ビタミンC を含む

梅干し はビタミンが豊富

疲労回復に効果のある食品に 梅干し があります。 梅干し に大量に含まれるクエン酸という成分は、ブドウ糖の効力を約10倍に高め、新しいエネルギーの原動力になります。
梅干し には、ミネラル類や ビタミンA ビタミンB1 ビタミンB2 ビタミンC なども豊富に含まれています。疲れにくい体質をつくるためにも、1日1個は食べたいものです。ただし、塩分が多いので、梅肉を細かくたたいて、薬味や調味料として使う方法もおすすめです。
たとえば、魚を煮るときに梅干しを入れればくさみが取れたり、蕎麦や素麺のつゆに入れればそれだけで風味が増し食欲も増進します。

クエン酸を含む梅干しは優れた健康食品

にらレバーはビタミンが豊富

レバーには ビタミンA  ビタミンB 群 ビタミンC さらには、体に欠かせないタンパク質が多く含まれています。ニラには体の保温効果がありますが、これはニラに含まれるビタミンB群によるエネルギー代謝のためです。ニラレバーいための材料は、それぞれ単品で考えても栄養価の高い食べ物ですが、ニラレバーいためにすれば血液の流れがよくなり、水分の代謝盛んになります。疲労感や倦怠感におそわれたときに食べると効果的です。

いらいらを抑える「しそ酒」

青じそ は ビタミンA  ビタミンB1 ビタミンB2 ビタミンC  のほかに、カルシウムや鉄も含まれる栄養価の高い食べ物です。

とくに ビタミンA の含有量の多さは、野菜の中でもトップクラスです。

シソ 特有の香りの成分には、強い防臭・殺菌作用があるばかりか、神経のいらつきをおさえたり、胃液の分泌を盛んにさせて食欲を増進させます。
刺身のつけあわせにするのが一般的ですが、かまぼこやチーズに巻いてもおいしく食べられます。 納豆 にねぎの変わりに入れてもおいしく食べることができます。

また、神経の高ぶりをおさえるには、シソ酒を飲むと効果があります。もともと、食欲とストレスは密接な関係にあります。心身の不調は食欲不振をまねくことにもなりますが、こうしたとき、シソは思いがけないほど食欲を増進させてくれます。

しそは栄養価が高く香りには防腐作用も

物忘れには ビタミンB1

物忘れには ビタミンB1 の摂取が欠かせません。ある年齢になると急に人の名前がおもいだせなくなったりします。あの~ えーと~が多くなります。

物忘れには ビタミンB1 物忘れがひどくなったなぁ~と思ったら

物忘れには ビタミンB1

物忘れには ビタミンB1

人間は加齢により誰もが、しだいに体が衰えてきます。外見であれば徐々に進む老化が見てわかるのですが、体の内面、とくに脳の中だとわかりづらく、物忘れがはげしくなったことでようやく老化に気づいたりするものです。

こうした老化は、その人にとってショックが大きく、受け容れにくいものでもあります。
若い人でも、疲れていたりすると、脳の働きが低下して、さっきまで何かやらなくてはと思っていたことを、一瞬で忘れてしまうこともあります。

神経疲労による物忘れに はビタミンB1

脳神経が疲労すると、物忘れがおこりがちになります。これを正常な働きにするためには、 ビタミンB1 が効果的です。 ビタミンB1 は、食物の中の糖質を燃焼させて、エネルギーをつくり出します。エネルギーは各器官を動かすことはもちろんのこと、細かな神経も動かしています。

ですから、気を遣いすぎると疲れるというように、神経もエネルギーを消費しているのです。このように、 ビタミンB1 はエネルギーを生産して神経の働きを正常に保つ作用をするので、物忘れを解消してくれるのです。

ビタミンB群は神経に作用する

また、 ビタミンB1 だけではなく、そのほかのB群も同じように神経の働きを高める作用を持っています。B群も神経の働きを高めます。

また、ビタミンB群は、まとめて摂取すると、よりその作用を高めることができます。 ビタミンB1 にこだわらずに、そのほかのB 群もとるように習慣化します。

動脈硬化には ビタミンB2 & ビタミンE

動脈硬化には ビタミンB2 & ビタミンE の摂取がとても重要です。動脈硬化は「血管が硬くなり、柔軟性がなくなっている状態」です。
狭心症や心筋梗塞、脳梗塞など命にかかわる病気を引き起こす可能性があります。

動脈硬化には ビタミンB2 & ビタミンE

動脈硬化には ビタミンB2 & ビタミンE

動脈硬化には ビタミンB2 & ビタミンE 高血圧の原因にもなる動脈硬化

動脈硬化がおこる直接の原因は、動脈の血管の内側にコレステロールが付着して、血管が狭くなるためです。

そして、この状態がひどくなると、血液の流れが悪くなるので、心筋梗塞や脳卒中、狭心症を併発します。これが動脈硬化の怖いところです。

高脂血症は特に注意

動脈硬化のおもな原因は、高血圧、糖尿病、高脂血症などです。そのほかには、肥満、喫煙、ストレス、運動不足などが、おもな要因とされています。その中でも高脂血症は、とくに注意が必要です。

高脂血症が原因の動脈硬化の場合、併発する心筋棟塞と狭心症の発症率は通常の約3倍、脳卒中が約4倍になります。高脂血症とは、血液中のコレステロールや中性脂肪の割合が高い状態をいいます。これを防ぐには、動物性脂肪の摂取を控える食習慣、適度な運動をする生活習慣が重要です。

ビタミンE が欠かせない

動脈硬化は、食生活を改善すれば比較的進行をおさえることができます。そこで必要になるのが ビタミンE です。 ビタミンE には、体の中で動脈硬化の原因となる過酸化脂質の蓄積を防ぎ、血液の流れを正常にさせる働きがあります。
とくに動脈硬化の原因となる過酸化脂質は、細胞膜に含まれる不飽和脂肪酸が酸化されることで体内で生成されてしまうのですが、 ビタミンE には抗酸化作用があるので、過酸化脂質が増えるのをおさえてくれます。過酸化脂質は、血液の流れを悪くするだけでなく、皮膚にもたまってシミの原因にもなります。

血液中の余分な脂質を取り除くには ビタミンB2

ビタミンB2 は、すでにたまってしまった過酸化脂質を体内からとり除く働きをします。
すでにできてしまった血液中の余分な脂質をなくすためには、 ビタミンB2 を、そしてそれ以上増やさないためには ビタミンE を、と2つを調節しながらとるようにすれば、動脈硬化を防ぐことが可能です。