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整腸とビタミン ビタミンB群の吸収が悪化してしまう

ビタミンB群 と便秘の関係性です。便秘は病気ではないからそれほど心配していない…という人、便秘が習慣化してしまってとても辛く苦しんでいる方、1日おきの排便で毎日出るといいなぁ~と思っている方、常に便秘のことを考えながら生活している方、それぞれだと思います。

便秘 で ビタミンB群 の吸収が悪くなる

ビタミンB群

ビタミンB群

昔から便秘は万病のもとだといわれていて、便秘にならないために腸の調子を整えるのはとても大切なことです。

そのためには、なんといっても毎日の食事が大事ですから、野菜や海藻といった腸に良いものを食べましょう。

体が冷えやすい人は特に冷たい食べものや飲みものを避けたほうが良いです。冷たい食べものは腸を緩ませるし、腸が冷えると便意を感じにくくなり、便秘しやすくなります。

便秘になると腸に老廃物が溜まり、血液中にも毒素が増えます。汚れた血液が全身を循環し、脳にいくと老化や認知症の原因にもなると考えられます。また、腸のはたらきが悪くなることで栄養素の吸収力が低下するのですが、ビタミンB群は特に吸収されにくくなることがわかっていて、これが体や脳の老化を引き起こすことにもなるのです。

ビフィズス菌でいつまでも若さを保つ

腸が元気で若々しいと、それは私たちの体や心にもあらわれます。腸内の善玉菌を優勢にしておくことで腸を健康に保てるのですが、そのためにはビフィズス菌が重要な役割を果たします。

ビフィズス菌を毎日摂取していると、腸内ではビタミンB1 ビタミンB2 ビタミンB6 ビタミンB12 ナイアシン などがつくられます。それなのに、便秘をしていると ビフィズス菌 は本来持っている力を発揮しないし、菌自体が死滅してしまいます。

私たちは好奇心というものを持っています。腸内にビフィズス菌がたくさんあるという状態は、私たち人間の生命力の根本となっている、物事に対しての好奇心を持続させることとつながっています。

若いうち、特に子供の頃は好奇心が旺盛なものですが、年齢を重ねるうちにいろいろな物事に対し好奇心を失ってしまったら、人生はつまらないものになってしまいます。さまざまなものにチャレンジする精神は、人間の若さを保つ秘訣だといえるでしょう。
そして、その前提にあるのが健康なのです。それを支えているのは腸内細菌で、ビフィズス菌であり、ビタミンB群でもあります。

健康でいるためには、腸の調子を整えて便秘をしないことです。1日三回、バランスの良い食事をすること。それから、適度な運動をすること。しっかり休息や睡眠をとることも大切です。リラックスする時間を確保することも大事です。

いまではドラッグストアなどでもビフィズス菌のサプリメントが購入できるので、食事で摂るのが難しいという人は、こういったものを利用するのも良いでしょう。

ビフィズス菌の大切なはたらき

ビフィズス菌は腸内で増殖し、酢酸や乳酸などが多くつくられ、これによって腸の蠕動(ぜんどう)運動が促されて、便通が正常化します。便秘の改善に使用されていた従来の薬剤では、腹痛や下痢を起こすものもありましたが、これなら、自然な便通を促すことができるのです。

多量につくられる酸は、腸内の pH 値を低下させて細菌が増殖するのを抑え、腸内細菌の異常を正します。

また、 ビフィズス菌 は菌体中に ビタミンB1 を大量に含有していますが、菌体外でも ビタミンB1 を合成します。 ビフィズス菌 の ビタミンB1 の合成能力は優れたものですが、そのほかに、 ビタミンB2 、 B6 、 B12 、ビタミンE 、 ビタミンK 、それに ニコチン酸 や パントテン酸 なども合成利用されていることがわかっています。

フローラ健康科学研究所の 善玉元気 は、厳選されたエリート乳酸菌・ビフィズス菌が発酵して生み出したエキスで(短鎖脂肪酸・必須アミノ酸、遊離アミノ酸など)が配合されています。

耳鳴り めまい 難聴 の改善には ビタミンB12

耳鳴り・めまい・難聴の症状がある人に意識してとってほしい栄養素は、ビタミンB群。なかでも、 ビタミンB12 は特に症状改善に欠かせない大事な栄養素でもあります。

ビタミンB12 耳鳴り めまい 難聴

ビタミンB12 耳鳴り めまい 難聴

ビタミンB12 の働き

ビタミンB12 は、赤血球の形成と再生を促す作用があり、神経細胞の合成・修復に働きます。中枢神経や末梢神経の機能を調整する役割もあります。

また、ビタミンB12 は補酵素(酵素をサポートする成分)として、アミノ酸代謝、核酸代謝、葉酸の代謝に関わっています。

さらに正常な赤血球の産生、脳神経および血液細胞など、多数の体内組織の機能や発達を正常に維持するために必要な栄養素です。赤血球と同色で、赤血球の形成を助ける栄養素として栄養機能食表示ができるビタミンです。

耳鳴り・めまい・難聴への効果と医療機関でも使用されている

内耳の血流を増やし、興奮する神経を鎮静化。耳鳴り・めまい・難聴の症状改善に効果を発揮します。

医療機関でも実際に、シアノコバラミンやメコバラミンといった一般名で、内服薬として処方されたり、筋肉注射に使われたり、鼓室内注入療法などの薬液に混合されたりといった形で、治療に用いられているのです。

ビタミンB12は、体内で必要量しか吸収されず、過剰摂取による健康障害の心配もありません。ぜひ、豊富に含まれる食材を積極的に活用し、症状の改善に努めてください。

また、植物性食品にはほとんど含まれておらず、厳格な菜食主義者の場合不足することがあるので注意が必要です。

ビタミンB12 は小腸で吸収される際に胃壁から分泌される「内因子」という物質を必要とするため、胃を切除された方、慢性的に胃炎がある方はこの内因子が不足することによって吸収されにくくなります。胃腸の調子があまりよくないなどの症状に悩まされている方も注意が必要です。

また加齢により、萎縮性胃炎などで胃酸分泌量が低下していることが多く、食品中に含まれる ビタミンB12 の吸収率が減少します。
光や空気によって酸化しやすい性質があるので、食品を保存する際は密閉するのが大事なポイントです。

水溶性のビタミンですので、スープなど丸ごと食べられる調理法や汁ごと使える缶詰などの利用もおすすめです。
動物性の食品や魚介類が苦手な方は不足するケースもあるので注意が必要です。

ビタミンB12がたっぷり摂れる食材

魚類
魚介類
肉類
  • 牛レバー
  • 豚レバー
  • 鶏レバー
卵と乳製品
  • 鶏卵
  • うずら卵
  • チーズ
海苔

不眠症にはビタミンB12が有効、アサリの味噌汁と納豆の朝食でOK!

胃の働きと ビタミン

日本人は 胃の働き がいまひとつだという人が多数います。一般に 胃炎 といわれる病気は、食べ物を消化するために、胃壁から強い酸性の胃酸を分泌しています。

胃酸の正体はpH1~2の塩酸ですから、消化だけでなく細菌や微生物などを死滅させる殺菌の働きも担っています。こうした強い酸にさらされても胃が自己消化されないのは、粘液がバリアとなって粘膜を防御し、胃液が直接粘膜に触れないようにしているからです。また、胃粘膜は傷を修復する役割も持っています。

胃の働き

胃の働き

胃の働き を助ける 消化不良 を防ぐ食べ方

なんだか最近は胃もたれがして、大好きだったお肉がたくさん食べられなくなった・・・、こういったことは無いですか?フライや天ぷらがすすまない…ということもあるかもしれません。

若い頃は体力があり、気力もあって、おいしいものを食べることが何よりの楽しみだった、という人でも、歳をとれば胃のはたらきが悪くなります。それは、胃酸の分泌がとても減ってしまうからです。

こうして、胃酸が少ない状態を減酸症といい、胃酸がまったく無い状態を無酸症といいます。無酸症の割合は、20代の人で5パーセントほどだったのが、60代になると35パーセントにも及び、なんと7倍近くにも増加するといいます。

また、年齢を重ねて減少するのは胃酸だけではありません。タンパク質の分解酵素も減ってしまいます。肉類を食べ過ぎて消化不良を起こすのは、これが原因なのです。

そして、胃酸の分泌の低下は、タンパク質の消化力を低下させるだけでなく、ビタミンB群 の吸収や、鉄分、カルシウムなどのミネラルの吸収率もかなり悪くなります。

これらのビタミンや微量ミネラルが不足すると、新たに細胞ができる速度も衰えていってしまうので、なんとか胃酸をうまく分泌させる方法を考える必要があります。

例えば、梅干しを食べると血圧が上昇してしまうなどと悪くとられてしまうこともありますが、果肉の厚い柔らかな低塩の梅干しなら、食事の前にひとつ食べるだけで、胃酸の分泌はぐんと良くなります。

梅干しには、鉄分が多く含まれていることから、鉄分の吸収も良くなります。胃酸の分泌が良くなったところで食事をすれば、消化吸収や食欲までアップする、というわけです。

梅干しの栄養については クエン酸を含む梅干しは優れた健康食品 | 食材のプロフィール

また、おもしろいことに、ひとりきりで食事をすると胃酸の分泌が悪くなり、大勢で楽しく食べると胃酸の分泌が良くなって、おいしく食べられるといいます。

意外と知られていないことかもしれませんが、歳をとったら、水分の摂取量を控えめにしたほうが良いといわれます。

これは、ただでさえ年齢を重ねると良い睡眠がとれなくなるのに、水分の摂り過ぎで夜中に何度もトイレにたつことになる、また、水分によって胃酸が薄まり、結果的に栄養の吸収が悪くなるためだということです。

夜は胃を休める時間

私たちには体内時計というものが備えられていて、生活リズムが刻まれています。これは、副腎ホルモンや自律神経のはたらきによるものです。通常、太陽が昇り昼間の明るくて活動する時間には自律神経のうちの交感神経が優位になっていて、太陽が沈み夜の休息する時間には副交感神経が優位になります。

胃液やそのほかの消化液は、活動が活発な時間に多く分泌されるので、夜の遅い時間になってからの食事は、良くありません。消化の時間は食べたものや量によっても違ってきますが、睡眠にも影響します。寝る前3時間くらいは食べものを口にしないことです。

胃潰瘍には緑色の野菜を摂る

野菜類には繊維が多いため消化が悪い食品とされ、胃潰瘍がある人は野菜を食べないよう指導されることもあるかと思いますが、繊維自体が胃に留まっている時間は長くはないので、それほど気にしなくてもよいかもしれません。

野菜の中でも、ほうれん草や小松菜といった緑の濃い葉もの野菜や、にんじん、じゃがいも、キャベツなど消化が良い野菜が良いです。野菜に含まれるカリウムやビタミンには抗炎症作用があり、潰瘍の傷口を修復する良いはたらきをします。よく煮て柔らかくして食べたり、ジュースにして摂るのも良いです。

私は逆流性食道炎を麹(こうじ)で治した