こんなときに必要なビタミン

貧血改善には ビタミンB12

貧血改善には ビタミンB12 が役立ちます。貧血は、女性に多い病気です。貧血には、先天性のものや病気をしたためにおこるもの、再生不良性貧血といって、治療が困難なものもあります。

葉酸摂取も 貧血改善には ビタミンB12

貧血改善には ビタミンB12

貧血改善には ビタミンB12

貧血は、女性に多い病気です。貧血には、先天性のものや病気をしたためにおこるもの、再生不良性貧血といって、治療が困難なものもあります。

ここでは、もっとも多い 鉄欠乏性貧血 をとり上げます。女性は、思春期に初潮を迎えてから約 40 年間は毎月、月経をくり返します。月経によって血液が失われるので、女性はとくにふだんの生活の中でも貧血には気をつけなければなりません。

鉄欠乏性貧血は、 鉄分  ビタミンC を十分に

貧血とは、血液中の赤血球や、赤血球の赤い色素のもとになるヘモグロビンの量が減少した状態です。
このヘモグロビンが減少すると、体内の各器官に酸素が運ばれなくなり、酸欠状態になって、めまい、動悸、息切れ、頭痛などの症状がでます。
ヘモグロビンの主成分は、鉄分です。体内の鉄が不足することで貧血がおこります。鉄分はたいへん吸収されにくい栄養素なのですが、 ビタミンC といっしょにとると、吸収されやすくなります。

女性に多い鉄欠乏性貧血についてはこちらも参考になります。

ビタミンB12と葉酸の結合で造血作用がアップ

鉄分不足でおこる貧血のほかに、悪性の貧血の治療にも必要なのが、 ビタミンB12 と 葉酸 です。
この 2 つのビタミンは、「造血ビタミン」とも呼ばれていて、赤血球をつくり、再生する働きを持っています。造血作用は、骨髄の中での細胞分裂によって行われていますが、葉酸が不足すると細胞分裂がうまく働かなくなってしまいます。

そのようなときに、葉酸をもとの正常な状態に戻す役目が、 ビタミンB12 なのです。  ビタミンB12 はつねに葉酸の働きを助けていて、一度使われてしまった葉酸をもう一度、くり返し使えるように作用するのです。
つまり、造血するためには赤血球の生成を行う葉酸と、その葉酸を助けるビタミンB12の働きが同時進行しなければならないといえます。
ビタミンB12 が欠乏しておこる悪性貧血は、からだ全体に倦怠感があらわれ、胃腸の調子が低下し、食欲もなくなるというもので、葉酸が欠乏したときも同じような症状がおこります。
日ごろから、これらを多く含む食品をとるようにすることが大切で、特に、妊娠している女性は積極的に摂取すべき栄養素です。
欧米では実際に、悪性の貧血の治療として、 ビタミンB12 と葉酸の投与が行われており、効果もあるということです。

パソコン作業時間が長い人はビタミンA

パソコン作業時間が長い人はビタミンA をしっかり摂るようにします。

パソコン作業時間が長い人はビタミンA 目の疲労が強い人はしっかり摂る

パソコン作業時間が長い人はビタミンA

パソコン作業時間が長い人はビタミンA

どんな会社でもパソコンが欠かせない機器となりました。また、 パソコンに限らずOA 機器の画面を見る仕事が多くなりました。
テレビを見たり本を読んだり、テレビゲームをしたりと、目を使うケースは限りなくあります。

会社や仕事ではパソコン、プライベートではスマホと現代人の目は休まる暇がありません。
ふだんの生活の中で、知らず知らずのうちに目に負担をかけてます。さらに、コンタクトレンズの使用率も急増しており、視力の疲労、低下は、深刻化しています。
目はとても大切な器官です。世の中のあらゆる物を見ることはもちろん、色の識別や遠近感・立体感の調節をするなどの視覚器として、なくてはならない器官です。

目の疲れからくる健康障害が急増

遺伝的に視力が悪くなる場合もあるのですが、生活の変化から、目の疲れが原因の障害が増えています。

目の疲れによるトラブルは、痛みやかすみが出てきたり、以前は見えていたものが見えにくくなるなどの症状を感じるものです。
それがどんどん進行すると、頭痛や吐き気、肩こり、腰痛をまねいてしまいます。ただ単に肩がこっているだけと思っていた人でも、実は毎日パソコンを使っているために、目が疲れていることが原因だったということもあります。

ビタミンA は目の角膜の潤いを保つ

こうした目のトラブル、あるいは、不快な症状を軽くするためには、 ビタミンA が効果的です。
ビタミンA は、人間の内臓の各器官を粘膜でおおって、正常な働きを守るために必要です。
粘膜でおおわれているからこそ、異常がおこらないのです。もちろん目も粘膜でおおわれていて、守られています。目はまばたきをして、まぶたからの分泌物によって、常に潤いを保ち、目のもっとも外側にある角膜の働きを促進しています。しかし、 ビタミンA が不足すると、まぶたからの分泌物が少なくなり角膜が乾いてきて、ドライアイという症状がおこり、酸素や栄養の補給ができなくなってしまいます。

そうなると涙腺にまで悪影響があらわれ、涙がなかなか出てこないようになったり、とくに暗いところでは物が見えなくなったりします。
ビタミンA は、とくにヤツメウナギに多く含まれているので、目を使いすぎたときなどに積極的に食べるようにするとよいでしょう。

ドライアイを応急的に処置したい場合はこちら。また、 アサイベリー のサプリ プラチナアイ もおすすめです。

外食が多い場合は、ビタミンCが足りない

外食が多い場合は、ビタミンCが足りない ビタミンCを意識的に摂る必要があります。自炊をしないライフスタイルだとビタミンB1 ビタミンC を多めに摂りましょう。

ほとんど自炊しない人は注意する 外食が多い場合は、ビタミンCが足りない

外食が多い場合は、ビタミンCが足りない

外食が多い場合は、ビタミンCが足りない

最近では、日本料理のほかに、西洋料理も同じくらい各家庭の食卓に並ぶようになりました。

また、スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどの店頭には、お惣菜やお弁当の種類も豊富になってきて、自分で調理をしなくても手軽に食事がとれるようになってきました。3食全てをこうした方法で食べる人も多くなりました。
また、ファーストフードやファミリーレストランなどで食事をすることも、日常生活化しています。

外食は、穀物、油ばかりに偏る

スーパーなどで売られているお弁当や、外食が多くなると、どうしても油ものや穀物にかたより、野菜の摂取が少なくなってしまいます。外食による栄養のかたよりを防ぐには、まず ビタミンB1 をとるようにします。外食では、どうしても炭水化物の摂取量が多くなり、その炭水化物は、糖分となって吸収されます。ブドウ糖が化学変化し、エネルギーとなるわけですが、そのときにおこる化学変化に ビタミンB1 が作用するのです。

ビタミンB1 がないとブドウ糖はエネルギーに変えられずに、しだいに脂肪へと変化して体内に蓄積されます。これをくり返しているうちに、肥満になってしまいます。

野菜に比べて肉類が多いメニューは、コレステロールが心配

そして、もうひとつ欠かせないのは ビタミンC です。肉類やチョコレートに含まれている飽和脂肪酸は、コレステロールをつくります。
コレステロールは、ホルモンをつくつたり、細胞膜を支えたりしている大切なものですが、過剰に摂取すると血液中のコレステロールが増えて、血液の流れを妨げるようになり、動脈硬化や心筋梗塞を引きおこしてしまいます。

また、高血圧の原因にもなりますから、肉類などの食べすぎは要注意です。その増えてしまった血液中のコレステロールを減らす働きを持つのが、 ビタミンC です。ですから、外食のデザートには ビタミンC を含む果物を食べるようにするのもおすすめです。