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ビタミンB6の働きと作用

たんぱく質の代謝には欠かせない

ビタミンB6はタンパク質の代謝に不可欠な働きを担っています。このB6こそ、タンパク質に含まれているアミノ酸をつくり、分解する作用の補酵素として使われているものです。
もともと日本食中心だった私たちの食生活では、タンパク質摂取はそれほど多くなく、心配することはありませんでしたが、昨今の食生活の欧米化で、ビタミン別の欠乏症が心配されています。
また、ビタミンB6は、脳機能の維持にも関係があるとされています。

免疫反応を正常に保つ働きをするビタミンB6

ビタミン別には、抗アレルギー作用も認められ、蕁麻疹、湿疹といったアレルギー症状は、B6の欠乏からくる症状の一つと考えられています。
アレルギー症状の原因は、体の免疫反応が強くおこりすぎることです。本来は体に害のない反応ですが、何らかの原因で強すぎる反応をおこすのが、アレルギー症状だと考えられています。ビタミン臥はその免授抗体として重要な役割をビタミン別には、抗アレルギー作用も認められ、湿疹といったアレルギー症状は、B6の欠乏からくる症状の一つと考えられています。
アレルギー症状の原因は、体の免疫反応が強くおこりすぎることです。本来は、体に害のない反応ですが、何らかの原因で強すぎる反応をおこすのが、アレルギー症状だと考えられています。ビタミンB6は、その免授抗体として重要な役割を果たします。B6がなぜ免疫を左右するのかはまだ詳細には解明されていないのですが、動物実験では、B6が不足すると、明らかに免疫の低下をもたらすことが報告されています。
ビタミンB6を多く含む食品としては、鮭、鶏肉、ヒラメ、いわし、大豆などがあります。

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ビタミンB2の働きと作用

脂肪代謝や成長促進に作用する

血管は加齢と共に、弾力がなくなって硬くなり、内壁に脂肪分などが沈着して、血液の流れに影響します。
どうしてもそういった場所には、酸素や栄養分が行き届かなくなり、さまざまな障害が生じることになります。
この状態が、よく耳にする「動脈硬化」というわけです。
動脈硬化を促進するのは、中性脂肪、コレステロール、過酸化脂質などの物質です。
ビタミンB2には、過酸化脂贋、の生成を抑制し、コレステロールや中性脂肪を減らす働きがあるため、「脂肪のビタミン」ともいわれます。

肥満も防止するビタミンB2の作用

ビタミンB2を十分にとっていれば、脂肪は次々と代謝されるので、肥満解消に大きな効果があるというわけです。ただし、ビタミンB2さえとっていれば肥満が解消されるというわけではありません。脂質の多い食品はできるだけとらないようにすることは言うまでもありません。

発育や成長にも欠かせない

ビタミンB2は成長を促進させる働きがあります。ですから、逆に不足すれば、成長が止まってしまうことになります。ビタミンB2は、体内の物質から酸素や水素をつけたりとったりする(酸化還元反応) 酵素に深く関与し、体中のあらゆる栄養素の代謝に関係していて、発育・成長に必要なビタミンでもあるのです。

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ビタミンB1の働きと作用

ビタミンB1は糖質代謝と神経機能に作用

体をスムーズに動かすには、エネルギーが必須です。また、神経を円滑に働かせるためにも、エネルギーが十分に補給されていなければなりません。
脳の中枢神経へのエネルギー補給が十分でないと、精神的に不安定になってイライラしたり、おこりっぼくなってしまいます。そうしたエネルギー源のために、ビタミンB1はなくてはならない存在です。
ビタミンB1は、砂糖やデンプンなどの糖質を分解してエネルギーに変換する働き、つまりは糖質代謝に関与する酵素を助ける補酵素の働きを担っています。

糖質をたくさん摂取しても、B1がないと糖質が分解できず、乳酸などの疲労素がたまってしまうばかりか、エネルギーもできません。
また、脳の中には、血管収縮作用のあるセロトニンという物質がたくさんありますが、B1が不足すると、このセロトニン代謝が正常に行われなくなり、脳の働きがにぶって、気力の減退や慢性的な眠気を感じたりします。

疲れる、だるい

日本人は、基本的には、米主体の食生活です。それだけにどうしても糖分やデンプン質を多くとることになり、B1の必要量が多くなります。
本来、ビタミンB1は、穀物に豊富に含まれていますが、残念なことに、精米すればするほど、B1は失われていきます。最近、玄米菜食などを売りにしたレストランなども増えていますが、穀物などはビタミンB1の補給に最適です。

B1はヌカや胚芽の部分に多く存在しています。そのため、白米より玄米や胚芽精米を食べるほうが、B1はたくさん補給できます。足がだるかったり手足がしびれたり、また肩こりや頭が重く痛いといった、潜在性のビタミンB1不足の人が最近増えていますが、これは、B1の不足によってエネルギー代謝が低下するためです。

糖分の過剰な摂取はビタミンB1不足を招く

B1が十分であれば、代謝が正常となって、疲労物質ができにくくなります。それと同時に、エネルギーも糖分から効率よく代謝されます。

ところで、戦後、脚気についての知識が広まるとともに、食糧事情が欧米なみになったことから、脚気は遠い過去の病と思われていたのですが、最近、再び発症が増えています。それというのも、スナック類やインスタント食品の普及で、食生活が糖分の多いほうにかたより、ビタミンB1の補給が追いつかなくなったためと考えられています。
また、加工食品などにも糖分が多く含まれます。
糖分をたくさんとれば、それに比例してビタミンB1もより多く必要となります。

お酒の飲み過ぎはビタミンB1の働きを抑制する

ビタミンB1不足でもう1 つ注意したいのは、ウェルニッケ脳症という病気です。ウェルニッケ脳症は中枢神経の異常症で、アルコールの飲みすぎの人がかかりやすいといわれています。

日本でも少しずつ増加してる病気として、注目されています。ウェルニッケ脳症にかかると、言語障害、精神障害、視力障害、呼吸障害、筋無力症などの神経障害があらわれます。この原因は、アルコールがビタミンB1の働きを妨げることからおこるもので、とくにつまみなし、食事なしでアルコールを飲み続けることは、ほかの病気をも引きおこしかねません。お酒を飲むときでも、食事のバランスはきちんと考えるようにしたいものです。よくお酒が好きな人は「塩でも飲める」といいますが、これは体を壊す一番の原因です。

心臓の負担軽減にも

過重労働、ストレス、偏食などが続くと、徐々に心臓に負担がかかります。成人病の1つといわれる心臓病にまで発展することを防ぐには、これらの生活スタイルを改善するとともに、ビタミンB1を十分にとり入れる工夫が必要です。
ビタミンB1が不足する動悸、息切れがするようになり、しだいに心臓が疲労するためです。つまり、ビタミンB1をとり入れることによって心臓の負担を軽くし、病気の予防にもつながることになります。
ビタミンB1が多く含まれる食品としては、豚肉、玄米、うなぎ、とうもろこしなどがあります。

ビタミンB1を多く含む食品

ビタミンB1を多く含む食品 | ビタミンQ&A

種類が多いビタミンB群

ビタミンB群によって活性化する

ビタミンB群は、人間のあらゆるエネルギーを調整しています。ビタミンB群の中で、どれか1つでも食事に不足していると、人間の代謝パターンは乱れてしまいます。また、どんな新鮮な材料が用意されていても、ビタミンB群がなければ、どの栄養素も十分に体内に取り入れることができません。体内ではビタミンが互いに協力し合って、それぞれの役割を果たしていますが、なかでもビタミンB群は、細胞におけるチームワークの縮図とも言えます。

ビタミンB 群は、さまざまな酵素とともに、体のスパークプラグとしての役割を果たし、まず、食物をその構成成分に分解するのを助け、次にこれらの成分の多くを燃やして、エネルギーをつくり出します。人間はつねにエネルギーを必要としています。

ビタミンB群は、食物からエネルギーを一定の速度で体内に送るように調節するのにも、役立っています。これには、ひじょうに長い生化学的な一連の反応があるわけですが、体はこうした反応をすすめるのに必要な、すべての酵素をつくり出しています。
そして、これらの酵素か実際にエネルギーをつくり出すために必要なのが、ビタミンB群の助けなのです。ビタミンB群は、このような補助的な役目をするところから、「補酵素」として機能していることになります。

食習慣の変化がビタミンB群の摂取を減らしている

最近のファーストフード店での食事や、家庭でのインスタント食品の利用は、それはそれで便利なものですが、ビタミン摂取という点でいえば、かなり問題点をかかえています。
ファーストフードや加工食品は精製食品、脂肪、砂糖が主成分で、高熱で調理をするので、ビタミンB群の多くは失われてしまっています。食事はバランスのとれるものを選ぶなど、ビタミンB 群のために、食事のあり方を考えてみたいものです。

ビタミンB群

ビタミンAの働きと作用

ビタミンAには、大きく分類して、最初からビタミンAの形になっている「レチノ
ール」と、体内に入ってから代えられる「カロチン」の2種類があります。

視覚・視力に大きく作用する

  1. 薄明視を可能にする
  2. わずかな光で物が見られる能力を「薄明視」といいますが、ビタミンAとタンパク質の複合体の働きで、夜や明りのないうす暗いところでものを見る能力、つまり「明るさ」を感じ取ることができるよう働きます。

  3. 色を見る能力をアップさせる
  4. 人は色別してものを見ますが、ここにもビタミンAとタンパク質の複合体の働きがあります。

皮膚・粘膜を正常に保持する

ビタミンA のもう1つの大きな働きとして、皮膚や粘膜といった上皮組織を正常に保つことがあげられます。たとえば、皮膚をはじめ、外界につながる組織を形成しているのが上皮細胞ですが、ビタミンAは、それか、止常に発育し、機能するためには、欠かすことのできないビタミンです。
また、ビタミンAは体の成長や発育にも効果があり、とくに子どもの成長には欠かせないビタミンです。それに関係して、最近では、生殖機能の維持に果たす役割もあることが研究されています。

ガンの予防効果にも期待

ビタミンAの効果として特に注目されているのは、ガンの予防効果への期待です。とくに肺ガンを防ぐのに、カロチンやビタミンAが効果のあることもわかりはじめていますが、今のところ、ビタミンA によってなぜガンが予防できたり、治療効果があるのかは、はっきりしていません。最近の研究では、ビタミンAの粘膜を正常に保つ働きが、ガンに対して有効なのではないかとも言われています。

ビタミンAの含有量が多い食品は、鶏レバー、牛レバー、豚レバー、うなぎ、にんじん、ほうれん草など。

ビタミンAを多く含む食品

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